【6月8日コンドル班とフクロウ班 合同班集会】
コンドル班とフクロウ班の合同で、次回の派遣隊訓練キャンプに向けた訓練を実施しました。
訓練内容は、ロープワーク、班旗立て競争、火付けの3つです。
午前中はロープワーク訓練として、タープの設営を行いました。
設営の手順を一部忘れている場面もありましたが、大きな間違いもなく、無事に設営を完了することができました。
続いて班旗立て競争のルールを説明し、手順の確認後にタイム計測を行いました。こちらは非常にスムーズに進み、5分台での設営に成功するなど、良い結果が見られました。
昼食休憩を挟んで、午後は火付け訓練を行いました。
木っ端の準備が不十分なまま着火を試みたため、火が十分に育たずに消えてしまう場面が見られ、課題が残る内容となりました。
今回の訓練を通じて、キャンポリーに向けて取り組むべき課題が明確になりました。今後の訓練で一つひとつ克服し、本番に備えていきたいと思います。
【県キャン派遣隊訓練キャンプ】
生駒第1団・第2団・第10団による混成隊「生駒2X1隊(イコマニジューイッタイ)」の訓練キャンプを実施しました。
当日は生駒駅に集合し、派遣隊隊長のあいさつの後、各班(1団1班、2団2班、10団1班の計4班)ごとに、黒髪山キャンプ場へ向けて出発しました。また、今回から上級班長としてVS隊スカウト1名が加わり、指導にあたってくれました。
午前中のうちに全班が黒髪山に到着し、セレモニーと昼食を終えた後、班サイトの設営に取りかかりました。
しかし設営中に大雨となり、各班はタープやテントの設営に苦労しながらも、協力して作業を進めました。
夕食はキャンポリー本番と同様に、薪を使った調理を実施。スムーズに火を起こせない班もあり、上班が各所で指導にあたる姿が見られました。
2日目は、100メートル歩測、班旗立て競争、手旗訓練を行いました。
歩測では、どの班も誤差が5%以内に収まらず、今後の課題が残る結果となりました。
一方で、班旗立ては各班ともスムーズに実施できていました。
手旗訓練では個人差が大きく、基礎からの訓練が必要であると感じられる内容でした。
午後には天候が回復し、濡れていたテントやタープを乾燥させることができました。
帰りは往路と同じルートを通って生駒駅まで戻り、解散となりました。
今回の訓練を通じて、火付けや限られた水での洗い物、必要なロープワークなど、生活面での課題が明確になったことは大きな成果です。
次回の訓練キャンプまでに、これらの課題にしっかり取り組んでいきたいと思います。
【6月29日コンドル班とフクロウ班 合同班集会】
先日の訓練キャンプを経て、奈良県キャンポリーの派遣隊では、コンドル班とフクロウ班は合同で「コウモリ班」として活動することになりました。
これを受けて、今回の合同班集会は「コウモリ班」として初めての活動となりました。
集会では、前回の訓練キャンプで課題となった火付けと、次回の訓練キャンプで使用するロープワークの訓練を行いました。
火付けの訓練では、十分な木っ端や細い木をしっかり準備したことで、問題なく火をつけることができました。
「事前の準備がしっかりできていれば、失敗のリスクが減る」ということをスカウトたちにも実感してもらえたと思います。
ロープワーク訓練では、スキルチャンピオンシップで使用予定の結びも含めて、もやい結び、ねじ結び、馬つなぎ、張り綱結び、てぐす結びを練習しました。
初めは苦戦するスカウトもいましたが、班長・次長の丁寧な指導により、一度覚えるとスムーズに結べるようになっていました。
覚えた技術は、繰り返し練習し、しっかりと定着させてほしいと思います。
次回の訓練キャンプは2泊3日での実施を予定しています。
今回の訓練で身につけたスキルを活かし、より充実した楽しい活動になることを期待しています。